読書離れが日を追うごとに進んでいます。
電車の車内にいてもスマホを見ている人がほとんどで、本を読んでいる人を見付けると「おやっ」とこちらが驚く程です。
確かにYouTubeやInstagram、TicTokは見る人の関心を集める内容で多くの人々の心をつかむことに成功しています。
しかし、見たままを感じる面白さは一瞬で、長続きしません。
一方、読書では、文字を読んで伝えている内容を理解し、その情報の面白さはもちろん、言い回しのうまさ、伝える順序などを知り、自分でも使ってみようという気にさせてくれます。
また、読書から学んだ情報は、数多くの場面で自分を助けてくれました。
今後も読書離れが進むと、文字を読んであたかも自分が経験したかのように喜怒哀楽する人はいなくなっていくのだろうと思います。
現在、読書離れに歯止めをかける試みは世の中で様々な形で行われています。
書店の書棚のポップを工夫したり、有志が呼びかけ読書会を開いたりしてくれている人がいます。
読者だけでなく、書き手を増やすために、コミックマーケットの催しを紹介し、作品発表に背中を押してくれたり、賞を創設して書き手のすそ野を広げようとしてくれたりする人もいます。
私は2021年に自らホームページを作り、発表の場を作りました。
最初は、自分が書いた作品を読んでもらいたいだけでしたが、作品作りに没頭する時間こそが楽しくなってきました。
また、この楽しさを他の誰かに知ってほしいという思いが強くなってきました。
そこで、同じようにホームページで作品を発表する仲間を増やしたいと思い、「ウェブナラティブライティングを始めてみませんか」というページを作りました。
そして、2025年にはウェブナラティブライティングをブラウザからできるDoWrite(ドゥライト)というアプリを立ち上げました。
DoWriteはまだ試作段階で他の誰かに使ってもらうまでにはいきませんが、まずは自分自身が使い、実際に運用できるものなのか検証していきたいと思います。
DoWriteがどんなアプリなのか知ってもらうために、本ページからリンクが飛ぶようにしておきます。
いつの日か、インターネット上で文筆活動をしたい人がDoWriteを使えるようにし、作品作りに没頭する時間の楽しさを知ってもらいたいと思います。
そして、書いて誰かに伝えたい人が、作品を書くために読書をする、読書する人が増え、さらに書く人が増えるプラットフォームにしていきたいと思います。
DoWriteへ